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z12-80-2. 北陸地域研究 >
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http://hdl.handle.net/10119/10339
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タイトル: | 老舗和菓子店 森八の復興にみる企業文化 |
著者: | 加藤, 明 |
キーワード: | 老舗 企業文化 伝統 |
発行日: | 2010-11 |
出版者: | 北陸先端科学技術大学院大学 地域・イノベーション研究センター |
誌名: | 北陸地域研究 |
巻: | 3 |
号: | 2 |
開始ページ: | 27 |
終了ページ: | 38 |
抄録: | 時代に適応できず、倒産していく老舗企業にまつわる事例は数多く存在する。その中で、石川県金沢市に存在する老舗和菓子店の株式会社森八は見事に経営を立て直し、復興を遂げた老舗企業の一つである。当時、日本経済新聞は「経営者が腹をくくることが重要」、「経営者が使命に目覚め“変身”することが中小再生の出発点」と論じて、森八復興の要因はこれらのことが果たされたからであるとしている 。確かに、経営の建て直しには経営者が精神面での甘えを捨て、困難に敢然と立ち向かう姿勢、“変身”が重要であることは間違いない。同時にまた地元や顧客の支援が大きな役割を果たすこともある。ただ、一方において組織における潜在的、非可視的な特性である「企業文化」というものが企業組織の有効性を決定する重要な特性であることもよく知られているところである。本稿は、企業文化に焦点を当て、森八の企業文化はどのようなものであったのか、それはどのように組織に作用したのか、そして旧来の環境に適応した企業文化に対し、復興というプロセスのなかでそれをどのように変革したのかを考察することにより、今後のさらなる老舗の企業文化研究についての予備的な知見を得ることを目的とする。 |
Rights: | 加藤 明, 北陸地域研究, 3(2), 2010, pp.27-38. |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/10339 |
資料タイプ: | publisher |
出現コレクション: | z12-80-2. 北陸地域研究 (Journal of Hokuriku Region Studies)
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