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タイトル: アンテナクロロフィルのエネルギー伝搬過程の検証
その他のタイトル: Study of energy transition on an antenna chlorophyll film
著者: 宮内, 良広
著者(別表記): Miyauchi, Yoshihiro
キーワード: 双極子-双極子相互作用
不均一幅広がり
光和周波発生法
発行日: 3-Jun-2013
抄録: 本研究では固体表面上の分子の双極子相互作用を理解するため、H-Si(111)1×1面の脱離過程に伴う、分子振動変調の光和周波観測と解析を行った。実験結果としてSi-H伸縮振動に対応したピークが赤方変移し、さらに幅広がりが起きていることが分かった。この赤方変移は双極子相互作用の理論計算でよく再現され、その効果に由来することが分かった。一方、幅広がりは理論計算と整合せず、局所的な構造欠陥または未結合種に由来していると推測される。 : As the first step for understanding dipole-dipole interaction among molecules on a solid surface, we observed Sum Frequency Generation (SFG) spectra of H-Si(111)1×1 surface with coverage reduction. As the results, the peak positions of SFG spectra attributed to Si-H stretching vibration were red-shifted, and the widths of them were broadened with the coverage reduction. The red-shifted peak positions were well consistent with those calculated by theory of dipole-dipole interaction. However, the width broadening were not well consistent with the calculated those, and thus those may be attributed to local structure defects or effects of neighbor dangling bonds.
記述: 研究種目:若手研究(B)
研究期間:2011~2012
課題番号:23740238
研究者番号:70467124
研究分野:表面科学
科研費の分科・細目:物理学・物性Ⅰ
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/11386
出現コレクション:2012年度 (FY 2012)

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