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タイトル: 聴覚・視覚・体性感覚を統合した周辺刺激捕捉過程の解明
その他のタイトル: Clarification of mechanism of capturing events presented peripheral area based on auditory, visual, and somatic sensations
著者: 宮内, 良太
著者(別表記): Miyauchi, Ryota
キーワード: 視聴覚統合
空間知覚
聴覚的注意
身体運動
発行日: 2-Jun-2016
抄録: ヒトは,周囲にある様々な物体の映像情報やそれらの物体の発する音情報を頼りに,自分の周辺にある/生じる事象を把握しながら生活を送っている。本研究では,その事象に起因する映像・音情報の知覚統合過程について調査し,どのように事象を捉えるのかを検討した。その結果,物理的には映像と音の情報が一致しているにもかかわらず,知覚的に不整合が生じることがわかった。この不整合は,単純な聴覚と視覚の特性の違いのみでなく,事象と自分との間の相対的な空間関係に依存していると考えられる。 : Human can perceive visual and auditory information originated with various events surrounding them, and recognize the events based on the percept. In the present study, to examine multimodal (auditory, visual, and somatosensory) interaction and cognitive process of the events, psychological experiments were conducted. The results showed that perceptual directions of auditory and visual stimuli were different, whereas these stimuli were presented from the same direction. The discrepancy between auditory and visual perceptual directions cannot be explained by the differences of modality specific features of each audition and vision. It is considered to be caused by the interaction between audition, vision, and somatic sensation.
記述: 若手研究(A)
研究期間:2012~2015
課題番号:24683026
研究者番号:30455852
研究分野:知覚心理
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/13671
出現コレクション:2015年度 (FY 2015)

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