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タイトル: 高木・菅野モデルの逆問題の解法
著者: 領家, 美奈
中森, 義輝
田村, 坦之
発行日: 1998-06-05
出版者: 日本知能情報ファジィ学会
誌名: 日本ファジィ学会誌
巻: 10
号: 3
開始ページ: 541
終了ページ: 547
抄録: 高木・菅野型ファジィモデルによって記述された非線形システムの逆問題の解法について考察する。ファジィモデルにおいては前件部が非線形であるために, 出力から入力への対応は一般に一対多となり逆問題の解は一意的ではない。したがって, ある出力に対応するすべての入力の組み合わせを提示するアルゴリズムが必要となる。その際, 求められた入力の組み合わせの起こりうる可能性を合わせて提示することが望ましし。本論文では, 第1段階で遺伝的アルゴリズムを用い, 第2段階で分数計画法を用いる手順を検討する。しかし, すべてのルールの適合度が小さい領域では分数計画法がうまく作動しない。論文では, 特に将来予測の観点から, この点についての考え方, 方策について検討する。 : This paper considers the inverse problem of nonlinear systems described by the Takagi-Sugeno fuzzy models. The solution to this problem is not unique generally because the correspondence from output to input is one-to-many in a fuzzy model. It is required to develop an algorithm that derives all possible combinations of inputs, together with the confidence of their combinations, The paper proposes an algorithm to solve inverse problems, where the genetic algorithm and the fractional programming are used for the first and the second stages, respectively. However, the fractional programming does not work well when the degrees of confidence of all rules are small. The paper also discusses this problem in the context of future prediction.
Rights: Copyright (C) 1998 日本知能情報ファジィ学会. 領家美奈, 中森義輝, 田村坦之, 日本ファジィ学会誌, 10(3), 1998, 541-547. 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである.
URI: http://hdl.handle.net/10119/7961
資料タイプ: publisher
出現コレクション:a10-1. 雑誌掲載論文 (Journal Articles)

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