JAIST Repository >
c. マテリアルサイエンス研究科・マテリアルサイエンス系 >
c50. 科学研究費助成事業研究成果報告書 >
2009年度 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10119/9041

タイトル: 糖鎖高分子を用いた病原体防除材料の開発
その他のタイトル: Pathogen Removal Materials by Glycopolymers
著者: 三浦, 佳子
著者(別表記): MIURA, YOSHIKO
キーワード: 生体関連高分子
糖鎖高分子
リビング重合
発行日: 10-Jun-2010
抄録: 細胞表面に存在する糖鎖と病原体の結合を利用した新規な糖鎖高分子材料の合成と機能の解析を行った。硫酸化糖、ウロン酸を側鎖にもつポリアクリルアミド誘導体を合成して、グリコサミノグリカンのモデル分子として働きを検討して,アミロイドβ の凝集抑制効果を示すことを明らかにした。糖鎖高分子について、RAFT 剤を用いたリビングラジカル重合を検討し、チオール末端を有する糖鎖高分子を得ることができた。得られた糖鎖高分子については、金や金微粒子に対し容易に結合して、複合材料を得ることができた。 : The acrylamide derivatives of sulfonated glucosamine and uronic acid were synthesized as glycosaminoglycan model polymers. The polymers were bound to amyloid β peptides to inhibit the aggregation of peptides. The living radical polymerization of glycopolymers was investigated with RAFT reagents. The living radical polymerization provides the glycopolymers with thiol terminal, which were combined with gold substrates and gold nanoparticles. The glycopolymer hybrid materials showed the specific affinity to protein, pathogen and bacteria.
記述: 研究種目:若手研究(B)
研究期間:2008~2009
課題番号:20750088
研究者番号:00335069
研究分野:化学
科研費の分科・細目:複合化学・高分子化学
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/9041
出現コレクション:2009年度 (FY 2009)

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズ形式
20750088seika.pdf222KbAdobe PDF見る/開く

当システムに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 


お問い合わせ先 : 北陸先端科学技術大学院大学 研究推進課図書館情報係