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タイトル: 視覚障がい者と健常者のための共遊クラフトアート支援環境の実現
その他のタイトル: A supporting system for a cooperative craft art with visually impaired and healthy people
著者: 金井, 秀明
著者(別表記): Kanai, Hideaki
キーワード: 協調作業支援
視覚障がい
Diversity and Inclusion
Assistive Technology
インクルーシブ教育
クラフトアート支援
ダイバーシティ
共同絵画
発行日: 5-Jun-2019
抄録: 本研究では,インクルーシブ教育の特徴である「同じ場所で共に学ぶ」支援の一つとして,障がい者と健常者が共に遊び,共同でモノ作りを行う「共遊クラフトアート支援システム」の開発を行った.支援システムには,視覚障がい者と健常者のコミュニケーションを支援する機能(共遊促進機能)及び絵成を支援する機能を有す.システム有無による対照実験を行なった.その結果,システムにより視覚情報と触覚情報で相互変換により情報共有が増え,視覚障がい者と健常者が話し合いながら共同絵画を行え,共同作業の支援に対して有効であった.一方,視覚障がい者の絵画鑑賞については課題が残った. 研究成果の学術的意義や社会的意義: 本研究では,障がい者や健常者も含めたダイバーシティ(多様性)に配慮した社会の構築に向けた教育であるインクルーシブ教育の「同じ場所で共に学ぶ」支援の一つとして,障がい者と健常者が共に遊び,共同でモノ作りを行う「共遊クラフトアート支援システム」の開発を行った.このことは,障がい者や健常者も含めたダイバーシティ(多様性)だけでなく,多様性をもった人が共同で一緒に活動を行う,障がい者の社会参加支援など今後のダイバーシティ社会における社会的課題に対する1つのテストベットとして意義がある.:In this study, we developed a support system for collaborative that promotes to play visually impaired and healthy persons. From the consideration of collaborative drawing among visually impaired and healthy persons using the developed system, we proposed elements to promote collaborative work. As a proposal, we mentioned that it is effective to set the attention target by mutual conversion of visual information and tactile information. In order to design our system, we use inclusive design. Inclusive design is a way to design in collaboration with users who have been excluded. We conducted two types of collaborative drawings: a collaborative drawing among healthy persons, and pseudo-visually impaired and healthy persons. As a result, we find that a system must have functions of information sharing among users during collaborative drawing.
記述: 基盤研究(C)(一般)
研究期間:2016~2018
課題番号:16K00269
研究者番号:90282920
研究分野: 情報工学
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/16021
出現コレクション:2018年度 (FY 2018)

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