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タイトル: TKTS法:時間経過によるアイデア生産量の低下を生じない 新たな発想技法の提案とその有効性検証
著者: 小野寺, 貴俊
高島, 健太郎
西本, 一志
発行日: 2019-02-27
出版者: 情報処理学会
誌名: インタラクション2019論文集
巻: 1P-71
開始ページ: 403
終了ページ: 408
抄録: 本稿では,発想技法の一種である発散技法について,既存技法においてほとんど注目されず,今まで誰も解決すべき問題として採り上げようとしてこなかった,時間経過に伴うアイデア生産量の低下現象に着目し,この現象を引き起こさず,しかも既存技法よりもアイデアの生産量が多くなると期待される新規な発散技法であるTKTS法を提案する.TKTS法は,アイデア生成の対象となる主テーマを,関連するいくつかの関連テーマに分割し,これら関連テーマを短時間で切り替えながらアイデア生成を行う手法であるため,他の発想技法と併用できる点が大きな強みでもある.本稿では,本提案技法の詳細を説明し,現段階で有効と考えられる関連テーマの分割手法について述べる.さらに,TKTS法を既存技法と比較するユーザスタディを実施する.その結果として,TKTS法によって,アイデア生産量の低下現象を回避できることが示唆された.TKTS法が実用化されれば,企画会議などの現場で長時間の発想を行う際には,既存の発想技法よりも多くのアイデアを生み出せる技法となるであろう.
Rights: 社団法人 情報処理学会, 小野寺貴俊, 高島健太郎, 西本一志, インタラクション2019論文集, 1P-71, 2019, 403-408. ここに掲載した著作物の利用に関する注意: 本著作物の著作権は(社)情報処理学会に帰属します。本著作物は著作権者である情報処理学会の許可のもとに掲載するものです。ご利用に当たっては「著作権法」ならびに「情報処理学会倫理綱領」に従うことをお願いいたします。 Notice for the use of this material: The copyright of this material is retained by the Information Processing Society of Japan (IPSJ). This material is published on this web site with the agreement of the author (s) and the IPSJ. Please be complied with Copyright Law of Japan and the Code of Ethics of the IPSJ if any users wish to reproduce, make derivative work, distribute or make available to the public any part or whole thereof. All Rights Reserved, Copyright (C) Information Processing Society of Japan.
URI: http://hdl.handle.net/10119/16256
資料タイプ: publisher
出現コレクション:a11-1. 会議発表論文 (Conference Papers)

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