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タイトル: 執筆途上の文章の書き写しが文章執筆に与える影響
著者: 阿部, 詩織
西本, 一志
発行日: 2024-02-28
出版者: 情報処理学会
誌名: 情報処理学会インタラクション2024論文集
巻: 2P-94
開始ページ: 1041
終了ページ: 1044
抄録: 文章を執筆する機会は多く存在する.その中で,様々な執筆支援が検討されているが,執筆済みの自作文章を書き写すことの効果を検証した研究事例は管見の限り見当たらない.本稿では執筆行き詰まり時に自作文書の書き写しを行うことで執筆者にどのような影響を与えるのかについて,実験を行って検証する.音読による読み直しとの比較実験の結果,音読は文章作成の得意・不得意にかかわらず一定の有効性を持つのに対し,書き写しは特に文章の作成を得意とする人にとって有効である可能性が高いことが示唆された.また,文章作成が得意な人には,音読による読み返しは執筆済み部分の推敲にのみ有用であるのに対し,書き写しは未執筆の続き部分の執筆にとっても有用である可能性が示唆された.
Rights: 社団法人 情報処理学会, 阿部詩織, 西本一志, 情報処理学会インタラクション2024論文集, 2P-94, pp.1041-1044, 2024.ここに掲載した著作物の利用に関する注意: 本著作物の著作権は(社)情報処理学会に帰属します。本著作物は著作権者である情報処理学会の許可のもとに掲載するものです。ご利用に当たっては「著作権法」ならびに「情報処理学会倫理綱領」に従うことをお願いいたします。 Notice for the use of this material: The copyright of this material is retained by the Information Processing Society of Japan (IPSJ). This material is published on this web site with the agreement of the author (s) and the IPSJ. Please be complied with Copyright Law of Japan and the Code of Ethics of the IPSJ if any users wish to reproduce, make derivative work, distribute or make available to the public any part or whole thereof. All Rights Reserved, Copyright (C) Information Processing Society of Japan.
URI: http://hdl.handle.net/10119/18855
資料タイプ: publisher
出現コレクション:a11-1. 会議発表論文 (Conference Papers)

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