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http://hdl.handle.net/10119/7958
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タイトル: | 因子空間におけるあいまいさの表現 |
著者: | 中森, 義輝 川中, 愛 |
発行日: | 1999-10-15 |
出版者: | 日本知能情報ファジィ学会 |
誌名: | 日本ファジィ学会誌 |
巻: | 11 |
号: | 5 |
開始ページ: | 93 |
終了ページ: | 103 |
抄録: | 人間が物理的対象に対して抱く印象や感情を翻訳する手法として感性工学、あるいは感性情報処理法が普及している。感性工学手法では、因子分析や数量化理論を用いて感性ワード間の関係、あるいは感性ワードとデザイン要素との関係を抽出する。しかし、商品などの感性評価データは個人の好みを反映して大きな分散を持つ。本研究では、感性ワード間のファジィな距離を因子空間において同定することを試みる。具体的には、平均データにより構成された因子空間に個人のデータを写像することにより、感性ワードを因子空間内のファジィ対象として認識する手法を提案する。この手法は、素データの評定者変動量の比を保存するという特徴を持つ。つぎに、雲のような広がりを持つファジィ対象間の距離の与え方について検討し、そのような対象に対する適切な分類法について考察する。 : Kansei Engineering and Kansei Information Processing are often used recently to understand the impression or feeling of people for physical objects. A set of qualitative data obtained by rating a product usually has a large variance reflecting tastes and preferences of individuals. It is sensible to express such fluctuations by fuzzy numbers to treat vagueness and uncertainty of the feeling of individuals. This paper proposes a factor analysis technique for fuzzy data of rating scores measured by words that are mainly adjectives. Fuzzy factor loading is determined as fuzzy numbers through a data mapping technique. Thus, words are identified as fuzzy objects in the factor space. After fuzzy distances between words in the factor space are defined, a number of clustering techniques are examined to obtain a partition of words. |
Rights: | Copyright (C) 1999 日本知能情報ファジィ学会. 中森 義輝, 川中 愛, 日本ファジィ学会誌, 11(5), 1999, 93-103. 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである. |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/7958 |
資料タイプ: | publisher |
出現コレクション: | a10-1. 雑誌掲載論文 (Journal Articles)
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